ど~も最近、
「ぼぉ~」っとしていて
「あっ」っと思った瞬間、足の小指を角にぶつけて半泣きになった千田でおます
めっちゃ痛くて、うずくまったんですから最近、ええことないなぁ~
前回の続き・・・
「お願いしやっす・・・しゃーっす」
いよいよ試合が始まりました(ワキュワキュ)
この時点で、観客席は、大勢の人で埋め尽くされていましたのちに、
満員になりますが
早く写真が見たい方へ・・・ここで・・・
1塁へけん制(ピュッ)
「けん制」は、ランナーに盗塁を許さない為やプレッシャーを与える為にするのですが、ピッチャー自身が
「落ち着く」為に、いわゆる
「間」なのですちょっとアイス食べて準備するようなもんです
「何が言いたいねん」・・・
「慌てなさんな」ということです
「早く言ってくれよぉ~」・・・えぇ~えぇ~・・・どしよっかなぁ~・・・ムフフッ・・・
了解
第1試合は8時に始まりますので、7時半から、両チームのノック(守備練習)が始まりますその後、荒れたグラウンドを整備し、試合開始ですスタンドは、既に
「激暑」・・・ってことは、きっとグラウンドはさらに暑いのだと思いますが、戦っている高校生は・・・
各々の練習をしていますピッチャーの球は本当に速く、内外野の守備も全国レベルとなると動きや
プレー1つ1つが軽快です噂によると、1試合目の選手たちは、
4時起床で試合に臨むみたいです
「えっ・・・4時」・・・
「私3時」・・・
「ウィ~ウィ~・・・勝った」
ウグイス嬢の方の声も最高のパフォーマンスができるよう、なんとも良いトーンでアナウンスされてます知ってましたか高校野球のアナウンスで、選手の名前を呼ぶ時に、かなり
特徴的な言い方をされますそれは例えば「ちだくん」であれば、苗字の「ちだ」を強調して言い、「くん」は少し抑え気味でアナウンスされるのです・・・
「ちだくん
」みたいな目指してきた甲子園で名前が呼ばれるのですから、みなさんにわかってもらえるようにとの配慮みたいです
バスッ・・・「ボール」・・・ちぇっ
「かき~ん」の前
「やべっ・・・行き過ぎた怒られる」
「さぁ~こ~いっ」・・・この選手、この打席でホームランを打ちました
「ねいっ」・・・本当に一生懸命です
1つ1つの行動がキビキビしており、見ていて気持ち良く思いました
さわやかですキャッチャーの装備をつけるのにも、周りの人たちが手伝うなど
協力的であり、暑かったであろうランナーに、守備につく前に水分を持っていってあげたり、
自分のことだけ考えずに行動する姿に感銘を受けましたみんながいてこそ
「チーム」であり、
1人では強くならないんだと思います
1試合目が終わる頃にはもう・・・
おつかれさま・・・ゆっくり休んでくだされ
このような状態・・・
ほぼ満員です何しろ、このあとには
滋賀県代表対東東京代表の試合なのですから
この頃にはもう、球場のボルテ-ジは・・・
「いえ~いっ(ぴぃ~ぴぃ~)」
立ち上がって拍手なんてカワイイもんです
最高潮に達してましたいよいよ、東東京代表に挑みます
「お願いしやっす」
やっぱり、地元の代表校が甲子園で試合をするとなると、一際力を入れて応援してしまいますそれに、相手は、けっこう強豪校で、有名な
甲子園常連校プロ野球選手の出身校でもあり、前評判では
「滋賀県が負けるだろう」との大方の予想
「な、な、なにぃ~」なんていう
「私の闘志」に火がつき気合入れて応援しちゃいましただが・・・
9回まで2塁さへランナーが進めない状態(きゃぁ~)
ホームランを打たれたりで、一方的な展開しかし、これ以上失点しないように
「粘り(ねちゃねちゃ)」ます三振しても、何か突破口はないかという姿勢が見られますだが、なかなか相手は動じませんしかし・・・
「時は来た・・・それだけだ・・・」・・・
9回大逆転勝利
なんと、まるで
漫画のような勝ちっぷり3連打から1点を返し、
満塁ホームラン打った瞬間、
「ワー」という歓声が上がり、スタンドにボールが入ると、一瞬球場全体が静寂に包まれ、
「ワー」やら
「キャー」やら、いろんな声が聞こえました
鳥肌立ちましたあまりの興奮に、夢中に大声を出していたので口元から
「つー」っと流れている唾液にも、少しの間、気付きませんでした
「負ける」やら「弱い」やらの前評判を覆し、まるで
「下剋上」のようで、こういうの、私、
大好きです個人プレーに走らず、チームとして戦い、最後まで諦めない・・・名前負けしない・・・謙虚にコツコツ攻めていく・・・こういう姿勢って大人になっても必要だと思います
「1匹狼ではダメなんですよ・・・」
負けたことにより、次へのパワーになるはずです
負けて知ることもあるはずなんです
「自分が1番や」とか
「自分が全て正しい」と思ってしまうと、今以上の成長は見込めず、それで終わりですこの経験を糧に、負けたチームはきっと、さらに強くなることでしょう
練習ではとても厳しい監督も、この時ばかりは「ようやった」という思いからでしょうか・・・
笑顔の監督が多かったように思います。私も経験ありますが、血の滲むような練習に耐えてこそ、良い経験ができるものですだから、練習を頑張ることができるのです
『「ラクして贅沢するな」ということ・・・
「努力 どりょく DORYOKU」です
』
今、みなさんの目標は「免許を取ること」・・・一所懸命練習して、目標を達成しましょう
第2試合が終わった頃には、私の体調は悲鳴をあげており、滋賀県代表校の、ミラクルに完全燃焼した感もあり、次の試合の途中で帰ることとしました
私も来年、大きくなって甲子園に来たいと思います
「負けへんでぇ」
完